山梨県織物整理やまなしけんおりものせいり富士吉田市下吉田2-1925-1
小杉真博さんにインタビュー!

織物おりもの生地きじげて完成かんせいではありません。生地きじにさまざまな後加工あとかこうをほどこすことによって、商品しょうひん使つかわれる生地きじへと変身へんしんするのです。先染さきぞめのいとられたがら毛羽けばがあるとボヤけてえるため、毛羽けばいたり、さいのノリやあぶらとしたり、乾燥かんそうさせたりとおおくの工程こうていがあります。
山梨県織物整理やまなしけんおりものせいりさんは社名しゃめいのとおり、後加工あとかこうである「整理加工せいりかこう」をされています。マフラーや洋服ようふく使つかわれる生地きじ加工かこう得意とくいにしていて、天然繊維てんねんせんい生地きじあらさい富士山ふじさん地下水ちかすい使用しようしています。地下水ちかすい塩素えんそふくまれていないことから生地きじいためずにあらうことができます。また、水質すいしつ安定あんていしているというメリットもげられます。山梨県織物整理やまなしけんおりものせいり小杉こすぎさんが大事だいじにしていることは、失敗しっぱいしないこととお客様きゃくさまがなにをもとめているのかをること。現在げんざい目標もくひょうは、整理加工せいりかこうという仕事しごとをたくさんのひとたちにってもらうこと、そして、わか世代せだいえることで織物産業おりものさんぎょうりあげていくことだそうです。富士吉田ふじよしだみずをいかし、たか技術力ぎじゅつりょくつたえ、未来みらい見据みすえて、今日きょう生地きじあらうのでした。

向原染色むかいばらせんしょく富士吉田市向原1-22-22
羽田輝さんにインタビュー!

富士吉田ふじよしだふるくから織物もりもの有名ゆうめいで、産地さんち特徴とくちょうは「先染さきぞめ」です。先染さきぞめとは、いといろをつけてから、生地きじげること。そのため、色鮮いろあざやかな発色はっしょくのよい生地きじ仕上しあがります。向原染色むかいばらせんしょくは、富士吉田ふじよしだで50年以上ねんいじょう染色屋せんしょくやとして、織物産地おりものさんちささえています。
そして、染色せんしょくでもみず重要じゅうようです。いとめるときには、富士山ふじさんみずをたくさん使つかいます。そのりょうは、1にち普通ふつう家庭かてい使つかう1年分ねんぶんみず使つかっています。向原染色むかいばらせんしょくではみず地下ちか40mからポンプでげ、貯水ちょすいタンクにめてから工場内こうじょうない機械きかい配水はいすいされ使用しようしています。富士山ふじさんみず染色せんしょくいているといわれていて、それは富士山ふじさんみずは20ねんかけて地下ちかでゆっくりろされているため、すなやゴミがなく純度じゅんどたか硬度こうどひくいため、ムラなく綺麗きれいいろがるからです。おおくの生地きじつくるためにかせない染色屋せんしょくやさん。幅広はばひろいろつくすために、今日きょうみずいとっています。